脊髄小脳変性症高次脳機能障害

人間万事塞翁が馬

の中で「人間万事塞翁が馬」という
中国の諺を結構大事に思っている。

というより、辛い事や悲しい事があったら
「人間万事塞翁が馬」という言葉を思い出すようにしている。

 由来

   「人間万事塞翁が馬」は紀元前の中国の書物
   『淮南子(えなんじ)』に由来します。この『淮南子』の中に、 
   「人間万事塞翁が馬」の由来の逸話があります。
   「塞翁が馬」の「塞翁」は、塞(とりで)に住んでいる
   翁(おきな)という意味で、「人間万事塞翁が馬」の由来と
   なったあらすじは以下のようなものです。
   塞に住む老人の馬が逃げたところ、老人は「これは
   福となるかもしれない」と言いました。そしてしばらくすると、
   その馬が駿馬(足の速い馬)を連れて戻ってきたのです。
   周りの人は喜んだのですが、老人は、「これは禍となるかもしれない」
   と言います。そして今度は、老人の子供がその駿馬から落ちて
   骨折をしてしまいました。
   老人は再び、「これは福となるかもしれない」と言うのです。
   その後、戦争で男子は兵役で連れて行かれたのですが、
   骨折が幸いして老人の息子は兵役を免れ、
   命が助かったというものです。

https://domani.shogakukan.co.jp/649499

以上の由来話から、「禍福は予測ができないものだ」という
ことを伝えていると同時に、あまり一喜一憂しすぎないように
しようという意味にも受け取れます。

沖縄には「なんくるないさー」(何とかなる)という
言葉があるが、私にはこれに近いメッセージを感じる。

事故って結婚が延期になって不幸に見えるかもだけど、
その分周りには助けてくれる人たちがたくさんいることを
知れたきっかけになったし、

事故ってなければ、入院先のスタッフさんと仲良くなったり、
訪問リハビリのスタッフさんたちと知り合ったり、
弁護士さんとお話ししたり、
雨が降っている時に知らない人に傘を差してもらえたり、
何でもない時に「何かお手伝いしましょうか?」と
知らない人に声かけてもらえたり、
タクシーの運転手さんが少し値引きしてくれたり、
ただ普通に仕事しているだけなのにお菓子を差し入れてもらえたり、
全部経験することはなかっただろう。
出逢いに感謝!
その他にもたくさん良いことがあった!

弱い立場になったからこそ見える景色がある
ってことに気付けただけでも、ほんのちょっと
周りに優しくできるような気がするし。

ただ、杖を使用して歩行していることで、
不幸に見えるのか 何回も宗教の勧誘をされた。

宗教を否定するつもりは全くないし、宗教だけに限らず
明らかに嫌がっている人にお勧めして強引に会員数や信者を増やしたり
不幸じゃない、困っていることないって言っているのに
見た目だけで決めつけて押し付けてくるのは良くない。

すごく不愉快だしモヤる。

良いこともあれば、落ち込むこともある

まさに「人間万事塞翁が馬」である。

これは月の満ち欠けにも似ていると思っている。
月は必ず満ちたり欠けたりを繰り返している。
満ち欠けが自然の摂理である。

だから、悪いことの次には絶対良いことがある
と信じて前に進もう!

反対に、良いことがあったら次は悪いことが
起きるかも知れないと浮かれすぎずしっかりと
地に足をつけて生きていきたい。

この歌は私がスピッツの曲の中でも
3本の指に入るくらいお気に入りの歌で、
何回も励まされた曲なので、もし落ち込んでいる方がいたら
ぜひ聞いてみてほしい。

「幸せは途切れながらも続くのです」

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