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慰霊の日

慰霊の日

6月23日は「慰霊の日

沖縄では大切な日として、沖縄県では独自に
定めた定休日として小中学校・高校は休みになる。

沖縄県が独自に定めた休日であるため、
沖縄県以外では平日扱いである。

「慰霊の日」とは、第二次世界大戦で今から79年前の1945年3月末から始まった
沖縄での約3ヶ月間の地上戦において、日本軍による組織的戦闘が終結した
ことが発表されたことにちなんで制定された
沖縄戦犠牲者への哀悼の意と世界平和を願う記念日です。

沖縄県の学校では慰霊の日に合わせて
毎年平和学習が実施されており、
私自身 学校では毎年平和学習をしてきた。
この平和学習は今現在も沖縄では繰り返し実施されいる。
だから、慰霊の日を知らないと言う沖縄県民はほとんどいないだろう。

毎年「沖縄平和記念資料館」や「ひめゆり平和祈念資料館」に行ったり、
戦争体験者の講話や地域の人にインタビューして話を聞いたり、
戦時中に避難先や陸軍病院として使われていた
沖縄ではガマと呼ばれている洞窟の中に実際に何ヶ所か入ったり、
みんなで千羽鶴を折ったり、ビデオやアニメや絵本を見たり、
覚えているだけでも多くの時間を平和学習に充ててきた。

平和記念公園にある「平和の礎」には、
国籍や軍人・民間人を問わず戦没者の氏名が
刻印されており、沖縄戦終結から79年経った今も
毎年刻印名が追加され、今年は181人の氏名が追加刻印されたそうだ。
これで総数24万2225名の氏名が刻印されているそうだ。

平和の詩

毎年行われている「沖縄全戦没社追悼式」では、
毎年沖縄県内の小中高生による応募によって募集されている
「平和の詩」という作文が朗読される。
今年は879点の作品が応募され、県立宮古高校3年生の
仲間友佑さんが朗読していました。

「これから」と題された仲間さんの平和の詩のなかで、
今現在も世界各地で続いている戦争に対して抱いた
怒りから学んだ平和の尊さについて、
『79年の祈りでさえもまだ足りないと言うのなら
もっともっとこれからも僕らが祈りを繋ぎ続けよう』
と話されていました。

は、第一子妊娠してから、
戦争や事件などで人が亡くなったというニュースに
強く衝撃とマイナス思考を受けるようになってしまい、
感傷的になってしまった自覚があります。

そのため、あまりテレビをつけなかったり、
ニュースを避けるようになっていたが、
仲間さんの平和の詩を聞いてハッとしました。

平和を祈るためには、今のままじゃ足りなくて、
『誰かが始めた争いがその全てを奪い去る』
ことを学んできた私たちが、もっともっと平和への祈りを
繋ぐことが必要であると考えさせられました。

目を背けるのではなく、平和のために
自分ができることは何かを考えて平和を
祈り続けることが必要だったな、と思いました。

「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」という
沖縄の昔から言われている言葉を
改めて考えさせられた1日でした。

「鎮魂の奉納」コンサート

昨日の慰霊の日は、娘と母と一緒に南風原町立公民館で行われた
「鎮魂の奉納」という平和コンサートを鑑賞してきました。

その中では、空襲や爆弾の演出として
ドラや大太鼓を使用されていましたが、
2歳の娘は平和コンサートの緊張した雰囲気や音に
怖がって大泣きしていましたが、それは
正しい反応だと少し安心もしました。

この音を怖がって不快に感じるのであれば、
きっともう聞かなくてもいいように、娘は
平和を考えて祈ることが出来だろう。

まだ2歳児には少し荒療治な気もするけど、
平和はそれほど重くて大切な考えであるため、
何かを感じ取ったなら、それを深く胸に刻むことができて
良かったと思います。

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