子育て

授乳について

は、第一子を出産するまでは、母乳を与えることは
当たり前にみんなできると思っていました。

授乳は大変

結論、授乳は大変でした。

私の場合は、授乳する際の姿勢の維持が難しく、
授乳クッションがなければすごくキツかったです。

生後1〜2ヶ月は、ミルクと母乳の混合育児で育てましたが、
生後3ヶ月くらいから7ヶ月目くらいまでは完全母乳で
育てていました。

生後7ヶ月から保育園に入園したので、
保育園で過ごす時はミルクでしたが、
一緒に居る時は母乳で対応していました。

そのため、母乳でもミルクのどちらも
経験しましたが、どちらもそれぞれ大変です!

ミルクの大変さ

ミルクの大変さは、たくさんあります。
私が経験して特に大変だと感じた点を以下にまとめます。

哺乳瓶の衛生管理

まず、ミルクを与えるために哺乳瓶が必要になりますが、
その哺乳瓶の衛生管理が大変でした。

哺乳瓶を使ったら、綺麗に洗いますいが、
哺乳瓶を洗うための洗剤やスポンジは
大人が普段使用しているものとは別で用意します。
さらに、哺乳瓶の底まで洗浄するために、
持ち手の柄がついたブラシも用意します。

さらに、洗った後は消毒しなければいけません。

消毒は、沸騰したお湯にしばらく入れて行う煮沸消毒と、
消毒液に大体1時間ほど浸けて行う薬液消毒と、
専用の容器に入れて電子レンジで温めて消毒する電子レンジ消毒の3種類があります。

私は、出産準備用品として電子レンジ消毒
専用の容器を購入して準備していましたが、
結局薬液消毒をするためのセットを追加購入し、
薬液消毒を使用していました。

初めは授乳回数も不定期で頻回になるため、
電子レンジ消毒でパパッと済ましていましたが、
生後3ヶ月くらいからほぼ夜中に泣いて起きることが
無くなったのと、完母になったため、
手軽さを重視して薬液消毒に切り替えました。

当時、コロナウイルスも流行っていたため、
赤ちゃんが舐める歯固めやおもちゃも衛生が気になり
一緒に薬液消毒したり、離乳食が始まる時は
お皿やスプーンも一緒に漬けていました。

一説には、生後5〜6ヶ月で消毒をやめる人が多いそうですが、
私の場合はまだ消毒液が多く残っていたことと、
コロナウイルスと保育園で貰ってくる菌が気になるため
離乳食を終える1歳半ごろまで消毒していました。

さらに、新生児の頃は哺乳瓶の乾燥が追いつかないため、
哺乳瓶を追加購入したり、お手頃な食器乾燥機を
旦那に買ってもらったこともありました。

温度調整・ミルクの量の調節

ミルクの作り方
まず、粉ミルクを必要量付属のスプーンで
擦り切って取り、哺乳瓶に入れます。
次に、70℃以上のお湯をできあがり量の約2/3入れ、
泡立たないようによく振ってミルクを溶かします。
それから、湯冷しの水を出来上がり量まで加えて軽く混ぜ合わせます。
最後に、腕の内側に少しミルクを垂らして温度を確認し、
人肌くらいになる温度にします。

ミルクを飲ませるまでに、温度調整に
時間がかかってしまい、大体5〜6分はかかっていました。

赤ちゃんが泣くと、初めにオムツ替えをしてから
ミルクを作っていたため、赤ちゃんからしたら
お腹すいてから10分以上泣き続けています。

泣かれると余計に焦ってしまい、
私はミスしたり転倒することが多いので
泣きわめく赤ちゃんに罪悪感を感じつつ、
まず自分のお手洗いと水分補給をして
一旦落ち着くようにしていました。

そうしなかった場合は、まだ冷めていない
ミルクを飲ませて余計泣かせてしまうか、
反対に冷ましすぎてミルクを飲みたがらなく
なってしまいます。

赤ちゃんは温度に細かく、
大人に個性があるように、少し熱めや温めなど
好みがあるので、好きな温度を探りながらの
ミルク作りは容易ではありませんでした。

また、成長に合わせてミルクの量を増やしたり、
その日の体調や飲み具合に合わせて反対に少なくしたり、
ミルクの量を調整するのが難しかったです。

ミルクを焦って頑張って作っても全部飲むとは
限らないこともモチベーションの維持に響きました。

もしかしたら健常者にとって
我が子の様子を観察して汲み取り、
それに合わせて量の調整をすることは、
そんなに難しいことではないかもしれませんが、
高次脳機能障害がある私にとっては、
臨機応変に行動することは難しかったです。

みんな難しくて当たり前さ〜

哺乳瓶の乳首の大きさ調節

哺乳瓶を使用する際は、成長や使用期間や飲み具合に合わせて
哺乳瓶の乳首を買い替える必要があります。

ところが、哺乳瓶の乳首にはサイズや飲み口の形のタイプなど
種類が多く、使ってみないと合う合わないがわからないので
予め購入してストックしておくことが難しいです。

新調して使ってみても、
ミルクの飲みが悪かったり、機嫌が悪くなったり、
飲みこぼしが多かったりして1度しか使っていないのに
使わなくなった乳首も幾つかあります。

水の調達

ミルク作りには欠かせない

水自体は自販機やコンビニで比較的どこでも
手に入れることができます。

ただし、70℃以上のお湯は
簡単に調達することが難しいです。

自宅では、出産前に準備品として
水道直結型のウォーターサーバーを契約して
準備していたため、すぐ冷たい水や熱いお湯を
準備することは簡単でした。

空になったら水のボトルを入れ替えるタイプのウォーターサーバーは、私にはボトルの入れ替えが難しく、空になったボトルを置いておくスペースの確保もできないので、水道直結型のウォーターサーバーを選びました。

ところが、出先や知人宅などでミルク作りが
必要になった際は、てんやわんやしました。

そのため、自宅を出る前に、魔法瓶の水筒を2つ準備し、
1つは冷水、あと1つはお湯を入れて持っていました。

または、調乳が不要の液体ミルクを準備していました。

調乳は不要ですが、アタッチメントか
哺乳瓶に移し替えたり(不器用だからこぼす)、
飲み残しの処理などで幾つか解決しないといけない
問題点がありました。

ただ、当時はコロナ渦でいつ誰が隔離生活することになるか
わからない上に、私の体調不良や自然災害も起こり得るため、
赤ちゃんの非常食として自宅に幾つか保管していました。

外出する際のかさばる荷物

赤ちゃんは予測不能です。

オムツとお尻拭きとゴミ袋が何枚かは必要になるし、
急なオムツ漏れや吐き戻しや汗で着替えが必要になるし、
泣いているのをあやすためのおもちゃや絵本も
必要になるし、離乳食が始まればスプーンや
エプロンや食べるものも必要になります。

そんな中、水筒2種類と、粉ミルクと、哺乳瓶幾つかを
持って外出することは、結構な大荷物になります。

そのため重さがあるので、持ち歩くことは重労働でした。

ミルク代

当たり前だけど、ミルク代がかかります。

ミルクは赤ちゃんによって好き嫌いがあるため、
どのミルクがいいか分からないし、
値段が高ければ良いとは限りません。

娘の場合は、初めは何でも選り好みなく飲んでいたものの、 
途中から完全母乳になってから、その後の保育園で
過ごすときは、ミルク拒否と哺乳瓶拒否があり、
解決するためにミルクを新調したり
哺乳瓶や哺乳瓶の乳首を新調したりと
色々先立つものがありました💸💸💸

母乳の大変さ

ミルクとは違い、母乳も大変である。

乳腺炎

何と言っても乳腺炎はとっても辛い。

本当に辛い。

私の場合は、出産入院中から始まり、
娘が生後5ヶ月くらいになるまで毎月乳腺炎になっていました。

おっぱいは痛いし、腫れてるし、高熱出るし、
悪寒はするし、だるい。

ですが、赤ちゃんの世話には休みが無いので
やるしかないし、乳腺炎の時こそ授乳や搾乳をして
母乳を出さないといけないので、余計辛いです。

痛い時は、ピュアレーンを塗って
ラップでパックしていましたが、それでも痛いです。

出先での授乳

出先での授乳は私にとって結構辛いものでした。

まず授乳クッションがないことと、
授乳ケープをして授乳することが難しいことと、
車中では姿勢が取りづらいことと、
お店の授乳室の使いづらさ
など理由はたくさんあります。

授乳クッションがなければ、
私は赤ちゃんをずっと抱っこした姿勢を
キープすることが難しいです。

また、授乳ケープをすると、赤ちゃんの様子も
見えないので難しい上に、真夏なので暑さもあります。

さらに、車中で授乳のしにくさは、
シート状での授乳姿勢の取りにくさなどがあります。
幸い、私は旦那が車の中で使う用の授乳クッションを
準備してくれていたり、授乳ケープをしなくても
良いように、車の窓や後部座席にカーテンをつけてくれたり
対策をしてくれたため、何とかしのいでいました。

車内の授乳では、私はあぐらをかいた方が楽でしたよ〜

また、お店の授乳室では、間甥的な授乳室のところは
カーテンで仕切られただけの部屋に、
背もたれもないパイプ椅子が1つあるだけの
場所もたまにあります。

飲んだ量が分からない

哺乳瓶とは違い、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲んだのか
メモリがないため分からないです。

私は結局購入しなかったものの、
本気で赤ちゃんの重さを測るベビースケール
買うorレンタルすることを本気で悩んでいました。

娘はほぼ毎回授乳したら飲みながら寝落ちていました。 

そのため、満足しているんだろう、という予想で
授乳を終わっていました。(離れたら起きて怒っていたけど)

また、健診の際やたまにお店の授乳室にある
ベビースケールを使用して体重を測って
成長曲線内かどうか確認していました。

あわせて、排尿や排便の回数も確認していました。

母乳神話

必ずと言って良いほど、
母乳を与えているか聞かれました。

特に、60代くらいから上の世代の方には
よく聞いてくれます。

ミルクで育ててますと答えづらい雰囲気で話されるので
自然と私自身も母乳で育てないといけないと刷り込まれます笑

もちろん、悪気があって母乳かどうか聞いているわけではないと
分かっているので、聞く人に対してどうこう言うつもりは
全くありませんが、聞かれることに対して
嫌だと思う人がいるのも事実だし、
だから何?と反発する人もいる事も事実であると
知っておいてほしいです。

ただ、母乳かどうか聞かれるのは
赤ちゃんの時だけなので、今だけ今だけと思って
ママが心穏やかに過ごせますように✨

まとめ

最後に、授乳は母乳でもミルクでも
どちらにせよそれぞれ大変です。

私の娘は、1歳半ごろに自然と
欲しがらなくなって卒乳しちゃいましたが、
授乳期間は我慢も多かったので、大変でした。

ですが、私の場合は、旦那が結構主体的に
育児に参加してくれていたので、無理せず育児を楽しんでいます。

ところが、娘に母乳を与えられるのは私だけなので、
授乳は手を抜かずしっかり行いました。
その他のことは旦那やヘルパーさんにお願いして
よく寝ていました😂

みなさんも眠れる環境の時は積極的に寝ましょう★



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